J2の東京ヴェルディは8日、DF高木純平(35)の現役引退を発表した。

 熊本出身の高木は清水エスパルスユースから01年にトップ昇格。10年途中から当時J2の北海道コンサドーレ札幌に期限付き移籍。12年のJ1昇格に貢献し、13年に清水に復帰。15年途中から当時J1のモンテディオ山形に期限付き移籍し、16年からは東京Vでプレーしていた。

 J1通算147試合5得点、J2通算79試合2得点。01年度に清水で天皇杯を制覇した。

 高木はクラブを通じ「17年間のプロサッカー選手生活は、決して順風満帆なものではありませんでしたが、それでも精いっぱい頑張ってこられたのは、自分を育ててくれた清水エスパルス、受け入れてくれた北海道コンサドーレ札幌、モンテディオ山形、東京ヴェルディに関わるすべての皆さん、そしてすべての応援してくれる皆さんのお陰だと、心から感謝しております。とても幸せな17年間でした。これから第2の人生が始まりますが、サッカーから学び経験したことを生かし、これからも精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントした。