ベガルタ仙台は6日、J2FC岐阜からMF庄司悦大(よしひろ=28)が完全移籍で加入すると発表した。

 庄司は豊富な運動量と精度の高い長短のパスが持ち味のボランチで、昨季は41試合に出場し5ゴールをマークしている。視野の広さを兼ね備え、町田、山口、岐阜では10番を託されるなど、ゲームメーカーとして高い評価を受けていた。仙台は絶対的なエースだったMF三田啓貴(27)が神戸に移籍することを受け、中盤でボールを出し入れできるボランチの補強が急務となっていた。当初は水面下で、仙台の至宝MF梁勇基(35)の後輩で阪南大4年時に大学NO・1ボランチの呼び声も高かった神戸MF松下佳貴(23)に白羽の矢を立てていたが、破談となっていた。