昨季J3で3位のアスルクラロ沼津が19日、沼津市内の練習場で始動した。30選手が参加し、約1時間のフィジカルトレーニングに取り組んだ。元日本代表FW中山雅史(50)とMF伊東輝悦(43)、昨季主将を務めたDF尾崎瑛一郎(33)のベテラン勢もフルメニューを消化。中山は「日々挑戦する気持ちでやっていきたい」と、意気込みを口にした。

 今季は13選手が加入。伊東は「おじさんなんで、まず顔と名前を覚えるところから」と冗談交じりに話したが、「(開幕までに)いい形で持っていきたい」と背中でチームを引っ張る決意だ。昨季主将を務めた尾崎は、今オフに初めて鹿児島で自主トレを行い、体を作ってきたという。2季連続での主将を立候補しており、「強い気持ちで自主トレをやってきました。難しい年をチーム全員で戦っていきたいです」と決意を新たにした。【神谷亮磨】