夏の海外武者修行プランが浮上した。北海道コンサドーレ札幌は24日、沖縄・金武町で午前中にリカバリー練習を行った。

 この日、Jリーグから今季の日程が発表された。W杯ロシア大会のため、第15節アウェー神戸戦(5月20日)から第16節ホーム川崎F戦(7月18日)まで約2カ月間、試合は中断する。ミハイロ・ペトロビッチ監督(60)は「いろんな条件が合わないとできないと思うけど、違う国に行って、違う国と練習試合をするのが選手にとってもいい」と構想を口にした。

 過去に率いた広島では、トルコ遠征を行っていた。同監督が就任する前だが、浦和は10年のW杯期間中にオーストリアでキャンプを実施している。レベルの高い海外サッカーに触れ、実戦感覚をキープできれば、リーグ戦が再開する後半での躍進にも期待ができる。

 リーグ開幕まで1カ月を切った。「Jリーグは世界的に見ても、ドイツやスペインなど上位3~4チームが優勝争いして(下位と)すみ分けがはっきりしているのに比べて、拮抗(きっこう)している」と力説。戦いへの準備はできる限り進めていくつもりだ。【保坂果那】