なでしこリーグ1部ノジマステラ神奈川相模原が10日、相模原市内のショッピングモールで新体制を発表した。

 昨季限りでINAC神戸を退団した元なでしこジャパンFW大野忍(34)ら4人が新加入し、さらなるステップアップを目指す。

 1部昇格した昨季を8位で着地した菅野将晃監督(56)は「ただ勝てばいいというサッカーはしたくないが、一方で勝利を願うサポーターに支えられているのも事実。スタイルを貫き、勝利にこだわり、優勝争いに絡んで5位以内を目指したい。クラブが次のステップに進む大事な1年」と意気込みを述べた。

 チームは1月21日から始動。今月14日からのなでしこ交流戦でチーム力を高め、浦和との開幕戦(3月21日、駒場)に備える。大野は「うまい選手は多いし、コミュニケーションは取れている。経験を伝えてチームの勝利に貢献したい」と新天地での躍進を誓った。