川崎フロンターレはACLの上海上港(中国)戦から一夜明けた14日、神奈川・川崎市内の練習場でJ2町田ゼルビアとの練習試合(45分×2本)を行った。

 上海上港戦で先発した選手は軽めの調整で終わり、練習試合には出場せず。1本目は、中盤の底は大卒ルーキーのMF守田英正が務め、MF阿部浩之とMF森谷賢太郎がインサイドハーフに入る新布陣をテストし、0-0に終わった。2本目は前線と中盤で若手と新加入選手主体の布陣に変更。試合は、町田がPKで先制し、0-1で終わった。

 守田は10日の富士ゼロックス・スーパー杯、上海上港戦と2試合連続で途中出場を果たし、ルーキーながら存在感を発揮している。この日の練習試合に「インサイドハーフの2人を下ろしすぎてしまった」と反省し「もっと仕事量を増やして信頼してもらえるようにやらないと」と課題を挙げた。

 上海上港戦は後半36分にピッチに入り、ボランチでプレーした。「シュートは打てる場面はなかったけど、間に入って前を向くことはできた。でもボールロストしたので。5分しか出てないのにロストするのは反省」と振り返っていた。