◆J1第23節


【8月19日(日)】

札 幌-東 京(13:00=札幌ド)

清 水-浦 和(18:00=アイスタ)

名古屋-鳥 栖(18:00=パロ瑞穂)

長 崎-C大阪(18:00=トラスタ)

鹿 島-横 浜(18:30=カシマ)

仙 台-G大阪(19:00=ユアスタ)

湘 南-神 戸(19:00=BMWス)

磐 田- 柏 (19:00=ヤマハ)

広 島-川崎F(19:00=Eスタ)


 首位サンフレッチェ広島と、2位に浮上した川崎フロンターレの直接対決に注目だ。両チームの勝ち点差は9だが、川崎Fが台風12号の影響で1試合、消化が少ないだけに、この試合の結果が今後の行方を左右しそうだ。


 広島は15日のアウェー・ヴィッセル神戸戦で、FWパトリックが前半15分に先制ゴールも、同17分にスペイン代表MFアンドレス・イニエスタに同点ゴールを決められ、1-1で引き分けた。一方、川崎Fはホームでサガン鳥栖と対戦し、シュート数で25対2と圧倒しながら決定力を欠き、スコアレスドローに終わった。


 川崎Fのホーム・等々力競技場で対戦した3月31日の試合は、後半40分にMF柴崎晃誠が蹴った左CKを、パトリックが頭で合わせて先制ゴールを決めたが、終了間際に川崎FのMF長谷川竜也が混戦から押し込んだゴールがオフサイドと判定された結果、広島が1-0で勝った。オフサイドの判定については、試合後のクラブと審判員側の意見交換会で審判側が誤審を認め、4月19日に行われた日本サッカー協会の審判委員会でも誤審と結論づけられた。“因縁の再戦”という部分も、1、2位直接対決を、さらに過熱させそうだ。


 2戦連続ゴール中の神戸イニエスタが、7月22日のホーム戦で後半14分に途中出場してJリーグデビューも、0-3で敗れた湘南ベルマーレとアウェーで対戦する試合も注目だ。イニエスタは広島戦の前半17分、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキからのパスをペナルティーエリア左手前で受けると、冷静に相手守備陣の動きを見てDFを2人かわし、自らシュートコースを作って右足で決めた。各選手が豊富な運動量で厳しくプレスをかけてくる、湘南相手に、今度はピッチ上でどのような“魔法”を見せるか、注目だ。


 一方、湘南は前節15日のベガルタ仙台戦で1-4と大敗。守備面での1対1の強さ、攻撃面での強引ともいえるゴリゴリした突破が売りの、U-21日本代表DF杉岡大暉不在の影響も感じさせたが、杉岡はジャカルタ・アジア大会に参戦中で神戸戦もいない。J2で戦った17年も、主力に故障者が相次ぐ中、巧みな選手起用で戦い抜きJ2優勝を成し遂げた、曹貴裁監督の采配、手腕に注目したい。


 下位では、4連勝で自動降格圏を脱出した16位の名古屋グランパスが、勝ち点22で並ぶ15位鳥栖をホームで迎え撃つ1戦に注目したい。名古屋は13年8月31日のアウェー戦に1-1で引き明けて以来、鳥栖にJ1リーグ戦で3分け5敗、8戦未勝利と勝てていない。前節15日の横浜F・マリノス戦での2ゴールを含む4戦連発、7ゴールと猛爆中の、FWジョーが原動力となっていたが、そのジョーが累積警告で鳥栖戦は出場停止となる。エースの不在が、どう影響するか?


 一方、鳥栖もセレッソ大阪、浦和レッズ、川崎Fと強敵との3連戦を2勝1分けと無敗で乗り切り、復調傾向だ。ただ、元スペイン代表FWフェルナンドトーレスが6戦不発と沈黙が続く。川崎F戦ではシュートを1本も打てず、試合後「(日本に)来る前、1カ月くらい(チームで)練習できなかった」と、まだコンディションが整っていないことを示唆。ジョーが不在の中、トーレスがJ初ゴールで存在感を発揮できるか?


 台風12号の影響で1試合、消化が少ない中、鳥栖、名古屋と1差の勝ち点23の14位横浜は、川崎Fに得失点差でかわされ3位に転落したFC東京から17歳のFW久保建英を、J2東京ヴェルディから守備の要DF畠中槙之輔を獲得した。19日にアウェーで対戦する7位の鹿島アントラーズには、リーグ戦2連勝中だが、アウェーでは5連敗中と分が悪い。久保が早速、起用されるのか注目だ。また畠中が起用された場合、今季、東京Vから鹿島に移籍したDF安西幸輝との対決にも注目したい。


◆J1第23節の出場停止選手

●清水DFフレイレ

●磐田MF田口 泰士

●名古屋FWジョー

●神戸FWウェリントン、MF藤田直之


◆J1主な負傷者情報

【8月17日】

●鹿島FW安部裕葵=右足関節捻挫。全治2〜3週間

【8月12日】

●柏DF中山雄太=左膝蓋腱炎。全治4週間

【8月9日】

●東京MF橋本拳人=右ハムストリングス筋挫傷。全治4週間

【8月6日】

●仙台MF矢島慎也=左ハムストリングス肉離れ。全治12週間

【8月4日】

●磐田DF新里亮=左足関節三角靭帯損傷、脛腓靭帯損傷、腓骨骨折。全治5カ月

【8月3日】

●横浜GK杉本大地=胸椎椎間板ヘルニア。全治6週間

【7月26日】

●鹿島DF昌子源=左足関節捻挫。全治3週間

【7月23日】

●鳥栖FWビクトル・イバルボ=左膝前十字靭帯断裂。コロンビアへ一時帰国

●仙台MF野津田岳人=右ハムストリングス肉離れ。全治6週間

【7月18日】

●C大阪DF茂庭照幸=右大腿四頭筋筋損傷。全治4週間

【7月17日】

●鳥栖MF安庸佑=左肩関節脱臼。全治6カ月。手術およびリハビリのために韓国へ一時帰国し、登録抹消

【7月15日】

●C大阪MF西本雅崇=左足舟状骨骨挫傷。全治6週間

【7月14日】

●清水FW鄭大世=右ハムストリングス肉離れ。全治6週間

【7月12日】

●神戸FWポドルスキ=左足内側楔状骨剥離骨折。全治6週間

【7月8日】

●神戸DF藤谷壮=右足関節外側靭帯損傷。全治6週間

【7月6日】

●磐田FW小川 航基=右肩関節脱臼。トレーニング合流まで6週間

【7月3日】

●磐田FWモルベッキ=左半膜様筋肉離れ。合流まで6〜8週間

【7月2日】

●広島MF吉野恭平=右大腿四頭筋損傷。全治4週間

【6月29日】

●東京FW前田遼一=左腹斜筋筋損傷、肋軟骨損傷。全治4週間

【6月14日】

●磐田MF中村俊輔=右足関節前方インピンジメント症候群、滑膜炎。合流まで6週間

【6月6日】

●鳥栖FW趙東建=左脛骨疲労骨折。全治3カ月

【5月23日】

●G大阪DF今野泰幸=右足関節(みぎそくかんせつ)前方インピンジメント症候群。全治2カ月

【5月20日】

●湘南FWイ・ジョンヒョプ=右足関節内果疲労骨折。全治3カ月

●柏GK中村航輔=脳しんとう、頸椎捻挫

【5月10日】

●G大阪GK鈴木椋大=右上腕三頭筋筋損傷

【5月9日】

●広島MF川村拓夢=右腸腰筋損傷。全治6週間

●磐田DF森下俊=左ヒラメ筋肉離れ。全治3週間

【5月8日】

●磐田MF針谷岳晃=右膝内側側副靭帯損傷。合流まで6週間

【5月5日】

●C大阪MF大山武蔵=肺血栓塞栓症。全治3カ月

【5月4日】

●神戸FWポドルスキ=左腓腹筋肉離れ。全治8週間

【5月3日】

●鹿島DF小田逸稀=左第5趾末節骨骨折。全治約6週間

【4月29日】

●東京MF鈴木喜丈=左膝関節離断性骨軟骨炎。全治10カ月

【4月16日】

●東京MF内田宅哉=左肩関節脱臼。全治6週間

【4月12日】

●鹿島DF山本脩斗=左膝後十字靭帯損傷。全治3〜4カ月

【4月3日】

●磐田MFムサエフ=右膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷。手術後6カ月程度

【3月28日】

●清水MF六平光成=右大腿直筋肉離れ。全治4週間

【3月21日】

●磐田MFアダイウトン=右膝前十字じん帯断裂と半月板損傷。トレーニング合流まで6カ月

【3月15日】

●仙台FWラファエルソン=右第五中足骨骨折。全治3カ月

【2月24日】

●札幌DF菊地直哉=左膝外側半月板損傷、全治は公表せず