柏レイソルが今季初先発のMF小泉慶のゴールなどで横浜F・マリノスを下し、ホーム開幕戦を白星で飾った。

 下平監督は「ホームで初めての試合で勝てたことでホッとしています。選手たちがしっかり走り体を張ってやってくれた。ホームのサポーターの前で2点をとれて、無失点で終われて、勝ち点3をとれたこと、本当に選手に感謝したいです」と振り返った。

 チームは直近の公式戦3試合で1分け2敗と勝ちきれない試合が続いていた。3試合連続で失点も喫していたが、この日は守備陣も最後まで集中を切らさず4試合ぶりの完封勝利。相手のサイドバックがボランチの位置まで入ってくる陣形に対応するため、システムも変更して臨んだ。それでも前半は苦戦したことを明かし「相手も対応してきて、システムを変えてきたりとかいろいろ工夫をしてきたので、うまく(守備が)はまらず、途中で4-4-2に戻しました。我慢比べのような感じの試合でした」と話した。

 柏は中3日の6日にACL1次リーグで傑志(香港)とホームで対戦する。