ヴィッセル神戸はFWルーカス・ポドルスキ主将(32)の2得点でドローに持ち込んだ。

 3日のリーグ戦清水エスパルス戦から中3日で、ポドルスキとFWハーフナー以外の先発を入れ替えた。当初は中2日で迎える10日リーグ戦ベガルタ仙台戦に向けて、後半にポドルスキを交代させる案もあったが、2点を先行される展開となり「交代させるわけにはいかなかった」と吉田監督。その言葉通り、後半にポドルスキが爆発した。後半6分にFKを直接決めると、同17分に豪快なミドルシュートで同点に追いついた。

 シュート数はV・ファーレン長崎の6本に対して、3倍以上の19本と圧倒。だが、勝ち点3は手にできなかった。試合終了後、足早に会場を後にしたポドルスキはクラブを通じて「カップ戦もリーグ戦もどちらも大事な試合。次は勝ち点3を取れるよう修正していく」とコメント。過密日程が続く中でも、疲労を口にせず次戦に向かう。