昇格組同士の対戦となった湘南ベルマーレと名古屋グランパスの試合は、0-0の引き分けに終わった。

 浦和から今季、湘南に加入したMF梅崎司(31)が後半20分から出場し、新天地でリーグ戦デビューした。昨年12月、浦和在籍時のクラブW杯で右太もも肉離れで、今季の始動も出遅れ、全体練習に復帰したのは2週間前だった。

 曹貴裁監督から「守備の部分でチームを助けてほしい。奪った後、前に運んでチャンスをつくってほしい」と送り出された。攻撃エリアでは果敢に仕掛け、シュートも放ち存在感を発揮。

 梅崎は「復帰したばかりですけど、信頼して起用してもらった。もっと攻撃のクオリティーを高めていかないといけない。そこを求められてこのチームに来たので、そこを突き詰めてチームのために結果を残せるよう高めていかないと」と気を引き締めた。