今季公式戦初勝利を目指した北海道コンサドーレ札幌は得点を奪えず、同杯2連敗を喫した。

 前半8分、MF菅が左からクロスを送り、MF都倉がゴール前右から飛び込みヘディングシュートでゴールネットを揺らした。先制のゴールが決まったかに見えたが、都倉が相手と競り合った際にファウルを犯したと判定され、幻のゴールとなった。

 そのまま両チーム無得点のまま前半を終了。後半開始3、4分、立て続けにMF宮吉が好機でシュートを狙うも決まらず。だが、同13分。ジュビロ磐田MF松本の右サイドからのクロスをゴール前で受けたMF松浦にシュートを決められ、先制点を奪われると、その後は逆転できず、敗れた。

 試合後、都倉は「決めきるようになればチームを楽にすることができる」と自身の惜しい場面を振り返り、悔やんだ。次戦は18日にリーグ戦長崎戦(札幌ドーム)を控えており「リーグ戦もルヴァンカップも関係なく、チームとして1勝が大切な自信につながっていく」と前を向いていた。