J1第11節が、今日28日に開催される。ジュビロ磐田はホームでセレッソ大阪と対戦。4試合ぶりの先発が濃厚となったMF山田大記(29)とDF桜内渚(28)が、チームを2試合ぶりの勝利に導く活躍を誓った。

 磐田が「先発復帰コンビ」で、本拠地での連敗を阻止する。ホームC大阪戦で4試合ぶりの先発が濃厚となったMF山田とDF桜内は27日、磐田大久保グラウンドでの調整に参加。闘志を胸に秘め、約1時間の全メニューを消化した。

 2列目左に入る見込みの山田は、今季1号を狙う。ここまでは、開幕から9試合で無得点。「攻撃的な選手として、点を取れていないのは悔しい。取ることで精神的にもコンディション的にも上がる。意識していきたい」と意欲を示した。

 右サイドでの出場となる桜内は、進化を見せつける。8節ホーム鳥栖戦から先発を外れ、3試合中2試合はスタンド観戦。自身のプレーを見つめ直した。「(味方に)使われることが多かった。チャンスがあれば、自分から仕掛けていきたい」と誓った。

 対するC大阪は、日本代表FW杉本やMF山口などタレントをそろえ、ここ6試合で5勝。それでも山田は「簡単な相手ではないけど、楽しみ」と不敵に笑う。桜内も「勝てば自信になる。アグレッシブにいきたい」と言った。2試合ぶりの勝ち点3だけに照準を合わせ、ピッチに立つ。【前田和哉】