ガンバ大阪が今季初連勝を飾った。ホーム4連勝で、この4勝は全て完封勝利。降格圏から脱出し、徐々に軌道に乗り始めた。

 この日の勝利の立役者となったのは、右足首痛から1カ月半ぶりに復帰したMF今野泰幸(35)だった。後半から出場し、同17分にMF倉田のゴールのアシストを記録。「全然プレーできていなかったので、不安もあった。1歩踏み出せたのは良かった」とニッコリ笑った。

 今季は2度の離脱に苦しんだが、ようやく2試合目の出場。「守備も攻撃もまだまだ。もっともっとプレッシャーをかけていきたいし、もっともっとボールを奪っていきたい」。チームが低迷していた時は、もどかしさを感じていた。だがそれ以上に自身のけがに悩み「またピッチに立てるのか不安があった」。だが、いきなり決勝点を演出。頼もしい男が戻ってきた。