スペイン１部バルセロナを退団し、ヴィッセル神戸へ完全移籍したスペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３４）が２５日、東京・渋谷にある楽天カフェを訪れた。

　多くの取材陣とファンに囲まれながら楽天の三木谷浩史社長らと登場したイニエスタは、店のガラス壁に直筆サインを書き入れ、写真撮影に応じた。滞在時間はわずか５分ほどだったが、それでも渋谷の歩道にはイニエスタをひと目見ようと多くの人が集まり、ファンからは「ありがとう三木谷！」と社長へ獲得を感謝する声も飛んだ。イニエスタもファンの声援に応えつつ、最後は送迎車の窓を開けてファンサービスも行い、笑顔で去っていった。

　この日のイベント後には三木谷社長が取材に応じ、イニエスタの来日について「想像を超えるインパクト。Ｗ杯でも活躍をしてもらって、Ｊリーグにもいい影響を与えてほしい」と話した。

　前日２４日夜には三木谷社長の自宅にイニエスタら関係者を招いて歓迎パーティーを行ったことも明かし「すしを食べました。（イニエスタは）リラックスしていましたね。何でも食べてました。コハダとか、光り物も食べていましたね」と話した。イニエスタはこの日の午後には神戸へと向かい、明日２６日に行われるクラブのウエルカムイベントに備えるという。