ジュビロ磐田の名波浩監督(45)が6日、先の御殿場キャンプでの成果を明かした。磐田は、GPSを使用して選手個人の練習中の走行距離などをデータ化しており、その距離が御殿場キャンプを通じて、1日平均14・5~15キロを維持できたという。シーズン開幕前の鹿児島キャンプ時は、16・5~17キロと大きく変わらない数字に、指揮官は「走るだけという練習もない中、この時期に良い数字だと思う。順調です」と言った。

 御殿場キャンプからは、1ボランチの新システムも試しており、「中盤でのボールの奪い方や奪ってからの運び方の質を上げていきたい」。11日のJ2山口との天皇杯3回戦、18日のリーグ再開鹿島戦へ。ここから仕上げに入る。