J2モンテディオ山形が劇的弾で連敗を脱出した。天敵・ファジアーノ岡山を相手に0-0の後半ロスタイム、途中出場のMF小林成豪(24)が決勝ゴール。クラブ歴代2位タイの10戦不敗から2連敗と小休止していたが、貴重な勝ち点3を奪った。

 岡山とは通算で2勝2分け7敗と相性が悪く、さらに1分け4敗のホームでは初めて勝利を記録。小林は前節の新潟戦に続く2試合連続ゴールで、「チーム一丸の勝利。今度はゴールを決めて勝ててよかった」と笑顔。木山隆之(46)は「自信を持ってピッチでボールを受けていたし、勝ちたい気持ちが強かった」と選手の頑張りをたたえた。