プレナスなでしこリーグに所属するINAC神戸は1日、J1ヴィッセル神戸で常務取締役を務めた経験を持つ安本卓史氏(45)が新社長に就任したと発表した。安本氏は9月末で楽天株式会社を退社。クラブは新体制で19年W杯フランス大会や、20年東京五輪につながる強化を図る。

安本新社長はクラブを通じて「数々のタイトルを獲得し、日本女子サッカー界をけん引するべく多くの日本代表選手を輩出してきたINAC神戸レオネッサで大役を務めさせていただくことを心から光栄に感じております。今シーズンも残り5節となりましたが、リーグ制覇を目指します」などとコメント。INAC神戸はリーグ戦13試合を終え、9勝2分け2敗の勝ち点29で2位。5季ぶりの優勝を目指し、首位日テレを勝ち点3差で追っている。