川崎フロンターレが史上5チーム目の連覇を達成した。セレッソ大阪に試合終了間際の失点で敗れたが、2位サンフレッチェ広島も敗れたため、2試合を残し、史上2番目の速さで優勝が決まった。

<川崎F記録メモ>

◆連覇 12、13年の広島以来5クラブ目。鬼木監督は就任1年目からの連覇で、これも12、13年の森保一監督(現日本代表監督)以来。川崎Fは00年にJ1初昇格。93年のJリーグ創設時から参加する「オリジナル10」以外の連覇は初。

◆13差逆転 5月の第14節時点で首位だった広島との勝ち点差は13。最大13差を逆転しての優勝は、14年G大阪が記録した最大14差に次ぐ大差逆転優勝。

◆2戦未消化 昨季は最終節で優勝を決めたが、今季は2試合を残しての優勝。1シーズン制では10年の名古屋の残り3試合に次ぐ「スピード優勝」。

◆負けて優勝 1シーズン制では96年の鹿島以来、22年ぶり2度目。2ステージ(S)制では04年第2Sで浦和が記録している。