セレッソ大阪が、川崎フロンターレから北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍中のU-21日本代表MF三好康児(21)の獲得に動いていることが19日、分かった。

今季、保有権を持つ川崎Fから札幌に、来年1月末までの期限付きで移籍した三好だが、今季限りでの退団が決まっている。東京五輪世代の背番号10は、今季の出場は26試合で3得点。札幌の4位フィニッシュへ、攻撃の軸として貢献した。

C大阪ではこの日、MF山口のヴィッセル神戸移籍が発表され、MF山村は川崎F、FW杉本は浦和レッズへの移籍も決まっており、主力の流出が相次ぐ。来季、就任するロティーナ監督の戦術をより早く浸透させるため、技術の高い選手の補強が急務となっていた。札幌からはFW都倉の移籍も確実で、攻撃陣の競争を活性化させる。