Jリーグは28日、シーズン開幕前の恒例イベント「Jリーグマスコット総選挙2019」の中間発表を行った。

J1名古屋グランパスのグランパスくんが、史上初の連覇へ向けて首位に立った。7回目を迎える今回は初参加のマスコット2体を含む史上最多53体が出場。投票は2月4日午後6時に締め切り、最終結果はJリーグ公式SNSなどで順次発表される。トップ3は富士ゼロックス・スーパー杯の川崎フロンターレ-浦和レッズ戦(2月16日、埼玉)のハーフタイムに発表される。

初の連覇を狙うグランパスくんが首位に立ったものの、10位以内には過去に優勝経験があるマスコット4体が勢ぞろい。ヴィヴィくん(J2V・ファーレン長崎=14年優勝)が2位、ベガッ太(J1ベガルタ仙台=13、16年優勝)が4位、サンチェ(J1サンフレッチェ広島=15、17年優勝)が10位につけ、後半戦で巻き返しを図る。

昨季、J1連覇を達成した川崎フロンターレのふろん太が5位、アジア制覇で通算20冠を成し遂げたJ1鹿島アントラーズのしかおも12位と、強豪のマスコットも虎視眈々(たんたん)と逆転を狙う。シュールな姿がSNSで話題となったJ3いわてグルージャ盛岡のキヅールなど、注目キャラもめじろ押しだ。

優勝すれば、ゼロックス・スーパー杯で撮影されるマスコットの集合写真で栄光の「センター」の地位が与えられる。投票期間は4日午後6時まで。あなたが投じる1票が、栄光への懸け橋になる。