浦和レッズDF槙野智章(31)が、FC東京の17歳MF久保建英を称賛した。

後半16分から途中出場してきた新鋭に対し「彼が入ってから(人と人の)間で受けられて、ゴールに向かわれた。素晴らしい選手だと思いました」と試合後に振り返った。

マッチアップする時間は少なかったが「ポジション取りやボールの受け方に怖さがあった。見ていて、足が出しにくいと思ったし、体の使い方もうまい。年齢のことなど、これだけ騒がれ、書きたてられた中で素晴らしい動きだった。ぜひ成長してほしい」と、対戦相手ながら期待を込めた。

久保がバルセロナの下部組織出身ということもあり「スペインに戻る前にサイン欲しいな」と冗談も飛ばしつつ、取りざたされるA代表入りにも太鼓判。ワールドカップ(W杯)ロシア大会、アジア杯UAE大会を経験した代表の常連として「森保さん(監督)のやり方にもはまると思いますし、今は若い選手にチャンスが与えられている状況なので。上のレベルで見てみたい選手ではありますね」と最後まで久保を高く評価していた。