首位を走るFC東京のMF久保建英(17)に、チームの“令和初弾”の期待がかかる。

4日、アウェーのガンバ大阪戦に臨む。開幕から負けなしと好調を維持しているが、G大阪相手に敵地では過去10年間勝ちがない。鬼門だが、久保は「J3の時は得点もありました。アウェーですがサポーターとの距離が近くてプレーしやすいと思います」と頼もしく語った。

2日は都内で非公開練習。終了後には決まってプレースキックの練習を繰り返し、この日もゴールの四隅へ次々と蹴りこんだ。4月10日のルヴァン杯鳥栖戦では直接FKを決めるなど精度は折り紙付きだ。「チャンスがあれば当然狙いたい」と言葉に力を込めた。自身の今季リーグ戦初ゴールが、新時代でのチーム1発目の可能性もある。乗りに乗っている17歳が、チームの推進力になる。