セレッソ大阪が、首位FC東京に今季初黒星をつけた。0-0の後半33分、右サイドDF松田陸(27)のクロスにFWブルーノ・メンデス(24)が頭で合わせて先制。その1点を守り抜いた。

ロティーナ監督(61)は「難しい試合だった。相手はカウンターを狙っている。ポジショニングを徹底した守備がよかったと思う。勝利に満足している。(選手は)戦う姿勢を見せてくれた」と評価した。

東京の注目の17歳MF久保建英を封じた。マッチアップしたDF丸橋祐介(28)は「前を向いてドリブルされると怖い。やられるより、ファウルで止めてやれと。うまくいった」。MF藤田直之(31)も「組織の中でうまく守れた」とチームとしての守りを最大の勝因にあげた。

開幕から12戦無敗だった東京の進撃をストップ。今後の戦いにはずみがつく勝利だった。