ヴィッセル神戸が元スペイン代表の世界レベルの4発などで、名古屋グランパスとの壮絶な打ち合いを制した。

前半27分に左サイドでパスを受けた神戸FWビジャ(37)がドリブルで切り込み、華麗な切り返しでDFを引きはがし先制ゴールを決める。

後半13分に追いつかれるが同18分、MFイニエスタ(35)がGKがはじいたこぼれ球をゴール左隅へ狙い澄ましたミドルシュートで勝ち越し。直後にミスから追いつかれるが同24分にMF郷家友太(20)の突破で得たPKを、再びイニエスタが決める。

しかし後半32分に名古屋DF中谷進之介(23)のゴールで追いつかれる。神戸は相手のパスミスからドリブルで進撃したビジャがまたもPKを獲得。自ら決勝ゴールを決めた。

神戸は後半42分、FW小川慶治朗(26)がとどめのゴールで乱戦に決着をつけた。神戸はフィンク監督(51)就任後、3戦2勝1分けと負けなし。2連敗の名古屋は6戦勝ちなしとなった。