サガン鳥栖が元スペイン代表FWフェルナンドトーレスの活躍で4試合ぶりの白星を飾った。

前半6分、MF原川が直接FKを決めて先制点。1点リードを奪うと、主役が輝きを放った。同16分、FWフェルナンドトーレスは右クロスをヘディングで合わせてチーム2点目をマーク。ゴール前で相手DFのマークを外してネットを揺らした。同20分にも再び右クロスから頭で追加点。DF2人のマークを受けながらもゴール左隅に流し込む鮮やかなゴールを決めた。

アウェーの清水エスパルスはFWドウグラスが前半14分に6試合連続ゴールをマーク。J1のクラブタイ記録となる一発を決めた。1点を追う後半もカウンターからチャンスを作るも、堅守の相手を崩せず。同20分にはセットプレーから4失点目を喫した。

鳥栖は引退表明後初出場したフェルナンドトーレスが2得点を挙げ、最下位を脱出。清水は篠田監督就任後初黒星となった。