J2アルビレックス新潟は、13日のアウェー愛媛戦に向けて日程を1日繰り上げて11日に敵地に乗り込んだ。台風19号の影響を考慮した措置。非公開の午前練習も30分早めて午前9時から開始した。攻守の確認、セットプレーの確認を行った。

愛媛までの移動時間は約9時間。新幹線を乗り継ぎ、岡山からバス移動。当初の予定は12日に新潟-伊丹-松山の空路だったが陸路の長旅となった。吉永一明監督(51)は「台風の影響をモロに受けるより長時間になるが影響を受けずに移動できる。考え方ひとつ」とポジティブにとらえた。 愛媛との前回5月18日の対戦は2-3の逆転負け。吉永監督の就任5試合目だった。「まだチームを掌握仕切れていなかったことを含め、僕の力のなさ。相手が良かったとは思っていない」。チームはここ6戦は3勝3分けと負けなし。吉永監督は「勝って(サポーターの)みなさんに笑顔になってもらう」と勝利宣言していた。【涌井幹雄】