J2のFC町田ゼルビアは11日、東京・町田市内でサポーターミーティングを行った。その場で、クラブ名をFC町田トウキョウとすることを発表した。
クラブの親会社、サイバーエージェントの藤田晋社長が、自ら説明した。
先月末に初めて、来季のJ1ライセンスを付与されたばかりのクラブを、一気にアジアで戦えるクラブへと急成長させるための施策の1つのようで、マーケティング面も考慮し大なたを振るう。
これまでの歴史にも気を配り「ゼルビアは社名で残します」「(マスコットの)ゼルビーはスタジアムのマスコットとして残します」「チームカラーは変えません」「本拠地町田からは出ていきません」と約束した上で「20年のJ1昇格」「21年のJ1参戦」「24年のJ1優勝」「25年のACL優勝」を掲げた。
しかし、ファン・サポーターからは反対意見が多い。ツイッター上では「クソださい」「混同して分かりにくい」などと、紛糾。
インターネット百科事典、ウィキペディアの藤田氏のページでは名前が「トウキョウ晋」と書き換えられるなど“事件”も発生。
新たなチーム名、FC町田トウキョウは、同じ東京のJ1クラブ、FC東京とよく似ている。
2019年Jリーグマスコット総選挙39位のゼルビーも役目を終え、アメコミのキャラクターのような斬新すぎる新キャラにバトンタッチするようだ。