J1ジュビロ磐田のMF荒木大吾(25)とMF松本昌也(24)が13日、次節アウェー北海道コンサドーレ札幌戦(23日、札幌ド)へ気持ちを高めた。

選手会活動の恒例行事「小学校訪問」で、磐田市立福田小の4年生約120人と交流。PK戦やミニゲームを行い、笑顔で触れ合った。最後は「ソーラン節」の熱いエールも受け、荒木は「沸き上がるものがあった」。松本も「元気をもらえた」と、充実した表情を見せた。

今季は残り3試合で、J2とのプレーオフに回る16位湘南ベルマーレとの勝ち点差は「6」。札幌戦は、負ければ来季のJ2降格が決定。勝ち点を得ても、他チームの結果次第では最悪の結末を迎える可能性もある。荒木は「勝つしかない」と、短い言葉に力を込める。松本も「やるしかない。今日もらった元気を力に変えて、結果につなげられるように準備したい」と、語気を強めていた。【前田和哉】