J1に昇格した横浜FCが、神戸からJ2町田に期限付き移籍中の東京五輪世代DF小林友希(19)を獲得することが3日、濃厚になった。

小林は左利きのセンターバック。185センチの長身を生かした空中戦、対人の強さに加え、攻撃の起点となる精度の高いキックが持ち味だ。昨年はU-20日本代表としてU-20W杯ポーランド大会に出場。東京五輪世代にも食い込み、12月のU-22日本代表の長崎遠征のメンバーにも選ばれた逸材。横浜FCは下平監督の下、ボールを保持しつなぐサッカーを掲げており、フィード力が高い小林に白羽の矢を立てた。既にJ2水戸で頭角を現したDF志知を獲得。DF伊野波を含め足元の技術が高い最終ラインがそろい、J1で戦う準備は整ってきた。