J2アルビレックス新潟から浦和レッズに移籍したFWレオナルド(22=ブラジル)が得点王奪取と将来的な日本国籍取得の意思を明かした。

9日、埼玉スタジアムで新加入選手会見に出席。18年にJ3鳥取でJ3得点王(24得点)、19年にJ2新潟でJ2得点王(28得点)で輝いたストライカーはJ1での得点王を目指すことを強調。過去にJ1得点王になった選手のゴール数を挙げつつ「ジョー(名古屋)が18年に24得点を挙げて得点王になったし、平均を取ると23得点取れば得点王になるのではないか。私のゴールでチームに貢献できれば」と自らノルマを掲げた。

新潟時代から興味を示している日本国籍取得についても言及。「日本代表に必要とされれば日本国籍を取得して貢献したい気持ちがある」との気持ちを吐露した。既に日本居住5年と日本語が堪能でなければ申請できないことは調査済みで「まだ時間が必要」としつつ、妻カシア夫人(31)とともに日本が気に入っていることも明かした。なお背番号は「45」になった。

またJ1大分から期限付き移籍が終了したMF伊藤涼太郎(21)は2年半ぶりの浦和復帰に向けてレオナルドとともに会見し「早く埼玉スタジアムのピッチに立ちたい」と意欲満々。背番号は「13」に決まり「13番は鈴木啓太さんが付けていた。重みのある背番号で責任感がより強くなって戦えると思った」との理由を口にした。土田尚史スポーツダイレクター(52)は「レオナルド選手は数多くのゴールを、伊藤選手は成長した姿をみせてくれると思います」と大きな期待を寄せていた。