ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(34)の移籍先に、マレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジム(JDT)が浮上した。

同クラブが15日、公式ツイッターで同選手が本拠地やクラブハウスなどを訪れた写真を公開。これまで世界のクラブが興味を示してきたが、初めて具体的な接触になったとみられる。

推定年俸6億円の同選手と神戸の2年半の契約は今月末で満了し、三浦淳寛スポーツダイレクターは元日の天皇杯優勝後に「予算の問題もある」と契約打ち切りの可能性を示唆していた。神戸ではMFイニエスタの同33億円に次ぐ高額年俸の選手だった。

JDTはマレーシアの強豪でACLの常連。今年のACLでは神戸と同じ1次リーグG組に入っており、2月12日の開幕戦で神戸のホームで対戦することが決まっている。ポドルスキがJDTに入団すれば、これまで仲間だったイニエスタらと一転して対戦することになる。