今季J1で戦う柏レイソルが、J2ジェフユナイテッド千葉を2-0で下し、25回目を迎えた同大会で柏が16勝目をあげた。

柏は前半7分、MF江坂のロングスルーパスに抜け出したケニア代表FWオルンガ(25)が抜け出し右足シュートで先制。直後の前半11分にが、MFクリスティアーノ(33)が個人技で右サイドを崩しシュートに持ち込み加点した。以降は、ボールを保持する、したたかな戦いで相手に好機をつくらせなかった。ネルシーニョ監督は「今季初の公式戦で、予想以上によくやってくれた。ゲーム運びで心配はあったが、いいテンポでボールを動かせていた」と合格点を与えた。

今季チーム1号となったオルンガは、昨季のJ2京都サンガとのリーグ最終節で8得点をたたきこんでおり、年が変わっても勢いが途切れることはなかった。今季の目標を「去年よりいい選手にならないと行けない。一番は、J1で得点を挙げること」とし、具体的な数字について問われると「1試合8得点とれたらいいんですけど」とジョークを交えながら得点量産を誓っていた。