今季J1に昇格した横浜FCは、試合巧者のサンフレッチェ広島に0-2で完敗した。

前半25分、広島は東京オリンピック(五輪)世代のMF森島司が左サイドからクロスを上げ、MFハイネルが折り返したところをMFドウグラス・ヴィエイラが頭で押し込み先制。広島は後半開始直後にも、横浜FCの攻撃の組み立てにプレッシャーをかけ、再び森島が相手のパスをカット。森島のパスを受けたFWレアンドロ・ペレイラが左足でネットを揺らした。

13年ぶりのJ1の舞台となった横浜FCはFWカズ(三浦知良)、MF中村俊輔らベテランはベンチ外。J2で得点を量産していたサイド攻撃が封じられ、持ち味が出せずに終わり、J1の厳しい洗礼を浴びた形となった。