北海道コンサドーレ札幌は13日、札幌・宮の沢で3日から再開した練習公開の再自粛を始めた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、再び無観客となった。DF進藤亮佑(23)は「めちゃくちゃ悲しいです。僕としては人に見てもらいたくてサッカー選手になったので、試合もないし練習でも見てもらえなくなったら残念」と悔しがり、「けど、そういう状況じゃないので仕方がない」と受け止めていた。

毎週試合がある通常のシーズン中と比べて、負荷の高い筋トレに取り組むことができているという。オフが多いと食事量も減り体重も減る傾向にあるが、年明けに比べ2キロ増に成功している。自身の肉体は増量中も、自宅内は違う。「最近断捨離をしていたら、調味料を全部捨ててしまった」。捨てるか残すかの判断基準である「ときめき」を、塩やこしょうなどの調味料には感じず、結果、調理油のみが残ったという。

「(見学を)再開した時の喜びが大きくなると思う」。たくましさを増しているボディーで躍動する姿を、またサポーターに見せたい。その思いで無観客の練習に励む。【保坂果那】