Jリーグは12日、全56クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に幅広く共有したい活動を表彰する「2020 Jリーグシャレン! アウォーズ」の各賞を発表した。今季から創設され、年間2万5000回を超えるホームタウン活動の中から各クラブがエントリーしたシャレン!活動の中から選考された。各賞は以下の通り。

【ソーシャルチャレンジャー賞】

◆大宮アルディージャ『手話応援デー』…ノーマライゼーションの普及を目的として手話でも応援。啓発活動として手話体験・聴導犬等PRのブースも。

◆FC東京『少年院の少年たちの社会復帰サポート活動』…誰もが取り残されない社会の実現を目指し、多摩少年院の少年たちの社会復帰を支援する「職業訓練」に協力。

【パブリック賞】

◆徳島ヴォルティス『ヴォルティスコンディショニングプログラム(SIB)』…市民の健康・介護予防を目的に、クラブ・行政・連携企業がタッグを組んで運動を習慣化するための取り組み。

【メディア賞】

◆ガイナーレ鳥取『芝生で地域課題解決!「しばふる」で街も人も笑顔に!』…スタジアムの施設管理で培った芝生ノウハウをもとに遊休農地を使用しての芝生生産プロジェクト。

【Jリーグチェアマン特別賞】

◆川崎フロンターレ『発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム』…発達障害に対し社会の偏見や誤解を払拭し、誰もがスポーツや旅行を楽しめる社会の実現に向けての取り組み。