J3アスルクラロ沼津の若手3選手が27日、静岡県三島市内の畑でJA三島函南の協力の下、同市特産のサツマイモ「三島甘藷(かんしょ)」の植え付けを行った。GK大友竜輔(20)、DF大迫暁(22)、DF井上航希(18)が参加。生産者から教えを受け、次々と苗を植え付けた。

大迫が「自分たちが植えたので、収穫の時もかかわりたい」と話せば、井上は「農家の方々の苦労を知れた。僕たちの口に入るものなので、感謝の気持ちを持ちたい」と振り返った。

三島甘藷は、ホクホク感と、ねっとりとした甘みを同時に味わえる点が特徴。箱根の西側、標高50メートル以上で栽培される高級ブランド「箱根西麓(せいろく)三島野菜」の主力商品となっている。

収穫時期は今年11月頃。収穫後はインターネット上や、沼津のホームゲームでの販売を予定している。大友は「サッカーだけでなく、地域の魅力を発信していきたい。多くの方に知ってほしい」と希望した。