東京オリンピック(五輪)世代の湘南ベルマーレMF斉藤未月(21)が、ドイツを参考に無観客試合のイメージを膨らませた。

28日、平塚市内で一般非公開による少人数グループのチーム練習に臨んだ。Jリーグよりも先に今季再開したブンデスリーガをチェックし、無観客試合の雰囲気をつかんでいることを明かした。

29日にはJリーグの公式戦再開日程が決まる見通しで、当面はドイツと同様、無観客試合が基本線になりそうだ。斉藤は「やっぱり観客がいた方が盛り上がると思います」と率直な感想を口にした上で「雰囲気は違うと思いますけれど、ブンデスは真剣に勝ちを求めてやっている。そういうゲームをして、サポーターの方に(中継する)DAZNとかで見てもらえればいいじゃないかと思います」とイメージトレしている。

またブンデスリーガとともに自らのプレー動画もチェック。斉藤は「やっぱりもっと走る量とか、攻撃的、守備的の両方の動きを求められている。まだまだと思いました」との課題も忘れていない。この日はチーム練習後、約20分間のランニングなど居残り練習にも取り組んだ。「以前から有酸素運動が必要だと思っていたので。体を大きくして動けるのが必要だと思っているので」と意識を高めていた。