Jリーグは12日、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを発表した。

5月14日に発表した内容を改訂したもので、観客を入れた試合での制限事項などが明記された。

制限の考え方を「超厳戒態勢時」「厳戒態勢時」の2つに分け、それぞれ政府の方針に基づき7月10日から、8月1日から適用を予定。超厳戒態勢時にはビジター席を設けないこと、座席間隔は椅子の中心から半径1メートル以上を確保することなどが盛り込まれた。厳戒態勢時にはビジター席が設けられるほか、座席間隔も1席空ける程度に緩和される。

また、いずれの段階においても、スタジアムでのアルコール飲料の販売は行われないことも決まった。サポーターの応援においても禁止事項が多く、声を出しての応援や手拍子、鳴り物の使用、ハイタッチや肩組み、タオルマフラーやビッグフラッグを使用しての応援は禁止とされている。

その他、練習試合の相手はJクラブに限定すること、各クラブにガイドラインが実行されているかを確認する衛生担当者を設置することなどが記載されている。