ヴィッセル神戸は13日、「ファンクラブ限定!ヴィッセルチャンネル」のオンラインイベントを行い、FWドウグラス(32)とDFダンクレー(28)の両ブラジル選手が参加した。

サポーターからの質問コーナーで、来日2年目のダンクレーは、サッカー選手になった喜びについて「神様に感謝している。自分がサッカーを始めてからプロになるまで、多くの選手とプレーしてきた。(カテゴリーが上がるにつれ)どんどん生き残る選手が少なくなってきた」と、プロとしての実感を口にした。

外出自粛期間中の生活については、ドウグラスは「家族で過ごす時間が増えて、料理などを作ることが多くなった。この間はダンクレー選手とピザを作った。普段のシーズンは、家族と過ごすのが食事の時など限られるが、この期間は家族と一緒に長い間過ごすことができた」と説明した。

ドウグラスは10年以降、主に日本でプレー。昨年までは清水エスパルスに在籍していた。イベント最後のサポーターへのあいさつはすべて流ちょうな日本語で行い、場を盛り上げた。

「Jリーグは戻ってきました。みんながスタジアムに入っていないのは、寂しいし、悲しいですね。でも試合の時にサポーターの応援を家から力を入れてください。全部の選手にその力が心まで入ります。みんなが(一緒に)やる時、100%(の力が)出せます。勝利をサポーターにあげたい。いつもの応援ありがとうございます。Jリーグの終わりまでに、スタジアムがオープンになったら、みんなで喜んで、みんなでもう1つタイトルを取りましょう。それが夢じゃないですかね。本当にありがとうございました。スタジアムで待っています。家から力を入れて応援してください」

7月4日からのJ1再開初戦で、神戸はホームでサンフレッチェ広島と戦う。