Jリーグの県内再開初戦は、静岡ダービーになった。今季の公式戦新日程が15日、発表され、27日のJ3開幕戦は、アスルクラロ沼津対藤枝MYFCの県勢対決。J2ジュビロ磐田は28日のアウェー京都サンガFC戦、J1清水エスパルスは7月4日のホーム名古屋グランパス戦から再スタートする。サッカー担当の神谷亮磨記者が磐田と藤枝、古地真隆記者が清水と沼津の見どころをいち早く、お届けします。

J1清水は、来月4日のホーム名古屋戦からリーグ戦を再開する。大会形式が縮小された、ルヴァン杯のグループステージは残り2戦。8月5日に名古屋、同12日に鹿島戦が組まれた。再開後、8月末までに公式戦14試合を消化する。当初からピーター・クラモフスキー監督(41)は、週2試合をタフに戦えるチーム作りを進めてきた。夏場の過密日程をいかに乗り切るかが、上位進出の鍵を握りそうだ。今季は特例でJ2降格がない。結果と並行して、指揮官の掲げる「アタッキング・フットボール」の成熟を目指していく。