セレッソ大阪FW都倉賢(34)が、初の大阪ダービーに気合をみなぎらせた。

6月30日、大阪・舞洲での練習後にオンラインでの取材に応じた。J1再開の7月4日は、いきなりガンバ大阪との大阪ダービー。都倉は移籍1年目の昨季、5月に右膝の大けがでシーズンをほぼ棒にふった。大阪ダービーも、観客席で独特の雰囲気を感じるだけだった。

「昨年は悔しい思いをした。スタンドでサポーターに励まされるだけだったが、今度は自分自身が恩返しする番と思っている。(再開初戦がダービーは)運命を感じる。昨年やり残したことをやり遂げたい」

中断期間は、膝に不安を抱える都倉にとって、逆に有益な時間となった。「J2、J3が始まって、日常が戻ってきた。徐々に実感はわいてきている。しっかり準備できたし、準備したことをピッチ内で出すだけ」と意気込んだ。