新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、2月下旬から中断していたJリーグ。6月27日のJ2再開&J3開幕に続き、4日にはいよいよJ1もリモートマッチ(無観客試合)で再開します。2月21、22、23日の開幕節1試合のみ戦い、その後止まっていた約4カ月間で、チームはどう変化しているのか-。システムは? スタメンは? 戦力は? 再開まで3日となった1日、全9試合の予想スタメンを一挙掲載。開幕戦との顔ぶれを比較をしながら、待望の一戦への妄想!? を膨らませましょう!

<サガン鳥栖>

総力戦で過密日程を乗りきる。金明輝監督は、夏場からの厳しい連戦について「11人では無理なので全体で戦わないといけない。戦力の底上げをしてやっていく」と覚悟している。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらぬ中、経営危機にも見舞われたが、5月15日、1カ月半ぶりにJ1最速で全体練習を再開した。6月に入り実戦形式の練習を重ねてきた。6月中旬頃は「70~80%だが選手の状態は上がっている。自粛前より状態はいいし戦術理解もいい」(金監督)という状態だったが、調子はかなり上向いている。

<大分トリニータ>

4月7日からの活動休止を経て5月19日からグループ分けで再始動した。同29日から初めて全員での全体練習に移行、同30日からゲーム形式練習がスタート。大きなケガ人も出ておらず、昨季9位から、開幕当初の6位以内の目標は変わらない。再開初戦は7月4日鳥栖戦。片野坂監督はリーグ戦再開の日程が発表された際、クラブを通じて「九州ダービーということで無観客の試合ですが、我々は皆さんに喜んでいただけるような熱い試合で勝てる試合をしたいと思います」とサポーターの期待に応える決意をみせた。