清水エスパルスが、今季初の連勝を狙う。31日は静岡市内で約1時間の練習。1日のアウェー浦和レッズ戦(埼スタ、午後7時)に備えた。MF金子翔太(25)と、ピーター・クラモフスキー監督(41)がオンライン取材に応じた。

22日のサガン鳥栖戦(1-1)で開幕から続いた連敗を「5」でストップ。続く26日の大分トリニータ戦(4-2)で今季初勝利を挙げ、調子を上げている。初白星までに7試合を費やしたが、自信が揺らぐことはなかった。金子は「進んでいる方向は間違っていないし、チームの士気が下がることもなかった。おのずと結果はついてくると信じていた」と話した。クラモフスキー監督も「良いパフォーマンスで初勝利できたことは大きい」とうなずいた。

現在浦和戦は、2013年4月の第8節(1-0)を最後に、11戦連続で勝ちがない。金子は「個の能力が高い選手が多い」と警戒を強める。その上で「今までは試合を分析して、相手に合わせることに重きを置いてきた。次は分析した上で、自分たちのスタイルを貫いて勝つ。前節の勢いも大事にしたい」と力を込めた。攻撃的な姿勢を崩さず、難敵からの約7年ぶりの勝ち点3を目指す。