J2ジュビロ磐田が過酷な連戦をチーム一丸で乗り切る。

8月2日のアウェー愛媛戦(ニンスタ、午後7時)に備え、31日は磐田市内で午後練習を行った。前節はアウェーで琉球と対戦し、2-2のドロー。チームは30日に沖縄から磐田へ戻り、中3日で調整して再び敵地愛媛に向かう。長距離移動が続く中でのアウェー連戦。DF小川大貴(28)は「総力戦になる」と覚悟した。

チームは現在2戦勝ちなしで、順位は10位。J1自動昇格圏内の2位大宮とは、既に勝ち点8差だ。リーグ序盤とはいえ、目標に掲げる1年でのJ1復帰を果たすためにも、これ以上離されるわけにはいかない。小川大は「まだ8試合終わっただけ、と思わないようにしている」と強調。一戦必勝の姿勢で上位を追いかけていく。次戦に向けて「勝ち点3を取ることだけに集中したい」。3戦ぶりの勝利を誓った。【神谷亮磨】