セレッソ大阪がアウェーで勝利し、2位に浮上した。

2試合連続で続いていた引き分けの流れを振り払い、この日勝利した首位川崎フロンターレとの勝ち点差5を維持した。

後半25分、MF坂元達裕(23)がFW奥埜博亮(30)との絶妙なワンツーで敵陣ペナルティーエリアに侵入すると、追ってきた相手DFに倒されPKを獲得。元日本代表でMF清武弘嗣(30)がゴール右隅に蹴り込み勝負を決めた。

今季初ゴールだった清武は「タツ(坂元)とオク(奥埜)が崩してくれた。タツが蹴るかなと思っていたんですけど、サーッといなくなったので自分が蹴りました。早く1点がほしかったのでPKですけど、ゴールなのでよしとしてます」と語った。

前半は相手を抑えたものの、チームのシュートは4本と決定機を作れずに苦しんだ。後半に修正し7本。ロティーナ監督(63)は「プレースピードと縦への意識を強く持った。それで時間とスペースが生まれた」と勝因を明かした。