J1第9節が8月8日、9日に行われる。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

清水エスパルス – 北海道コンサドーレ札幌

・清水は2017年以降、札幌戦6試合で5敗を喫している(1勝)。今カードではそれ以前の10試合で1敗しかしていなかった(8勝1分)。また、昨季の同対戦では2試合とも5失点以上を喫した(計13失点)。

・清水は昨季、札幌との2試合で計13失点を喫した(H:0-8、A:2-5)。1999年以降、シーズン内の同一カードで喫した総失点数としてはリーグワーストタイ(2018年の仙台対横浜FMと並び)。

・清水は今季開幕から5連敗を喫していたが、現在は3試合連続無敗(1勝2分)。また、今季無得点に終わったのも1試合のみ(1試合平均:1.3得点)。

・札幌は前節神戸戦で、今季開幕節以来となる敗戦を喫した(2-3)。今節でも敗れると、同一シーズン内では2019年11月以来の連敗となる。

・清水はリーグ再開後、セットプレーから挙げた得点数が川崎(8点)に次いで2番目に多い(7点)。対する札幌は今季リーグで唯一、同状況から失点を喫していない。

・ペトロヴィッチは監督として、清水とのアウェイ戦で現在7連勝中。この間、1度も複数失点を喫していない(計:23得点3失点)。

・立田悠悟は今季DF登録の選手としてはリーグ最多タイの3得点に直接関与している(2ゴール+1アシスト)。自身のシーズン得点関与数としても自己ベストタイ(2018年:1ゴール+2アシスト)。

・荒野拓馬は札幌が挙げた直近4得点すべてに直接関与している(3得点、1アシスト)。それ以前に出場した70試合で記録した直接得点関与数と等しい(2得点、2アシスト)。


名古屋グランパス – 浦和レッズ

・名古屋対浦和の通算56試合では、名古屋が29勝6分21敗と勝ち越している。名古屋にとって浦和は、これまで対戦したチームの中で総獲得勝点が最も多い相手(93点)。

・名古屋は浦和戦で現在3試合連続無敗(2勝1分)。今節でも敗れなければ、2005年以降の今カードではクラブベストの4試合連続無敗となる。

・名古屋はホームでの浦和戦で現在、1997年~2004年以来となる2連勝中(当時:7連勝)。それ以前の本拠地での今カード6試合で挙げた勝利数と等しい(2勝1分3敗)。

・名古屋は前節柏戦で今季初の敗戦を喫した(0-1、ホーム)。今節でも敗れると、本拠地では2019年8月以来の連敗となる。

・浦和はアウェイ戦直近4試合で3勝を挙げている(1敗)。敵地では、それ以前の12試合でわずか1勝しか挙げていなかった(6分5敗)。

・浦和が名古屋戦で挙げた直近6得点のうち、5点はヘディングによるもの。しかし、名古屋は今季ヘディングでの失点を喫していない。

・フィッカデンティは監督として、浦和戦通算10試合でわずか2勝(4分4敗)。監督として、8試合以上対戦した中では最も勝率の低い相手(20%:鹿島、川崎と並び)。

・橋岡大樹は今季枠内シュートが0本に終わっている選手の中では、もっとも多くのシュートを放っている(9:枠外6本+ブロック3本)。昨シーズンは18試合に出場して、枠内シュート率が36.4%だった(4/11本+ブロック1本)。


鹿島アントラーズ – サガン鳥栖

・鹿島対鳥栖の通算16試合では、鹿島が7勝3分6敗とわずかに勝ち越している。鹿島にとって鳥栖は、現在J1に在籍し、3試合以上対戦したチームの中で総獲得勝点が最も少ない相手(24)。

・鹿島は鳥栖戦で現在、12試合連続で1失点以下に抑えている(1試合平均:0.6失点、7勝1分4敗)。今カードで複数失点を喫したのは、2013年11月の対戦が最後(1-2)。

・鹿島はホームでの鳥栖戦で現在5試合連続無敗(4勝1分)。現在進行中の本拠地での連続無敗としては、今季J1に所属するの中で、横浜FM戦(8試合)、清水戦(6試合)に次いで3番目に長い。

・鹿島は前節大分戦で3試合ぶりの勝利(4-1)。今節でも勝利を挙げると、2019年9月以来の連勝となる。

・鹿島はホーム戦で現在、クラブ史上ワーストとなる5試合連続複数失点中(1試合平均:2.2失点、1勝1分3敗)。本拠地でのそれ以前の24試合で記録した複数失点試合数と等しい(1試合平均:0.7失点)。

・鳥栖は前節FC東京戦で、それ以前の11試合での合計と等しい3得点を記録して今季初勝利(3-2)。連勝を記録したのは、2019年8月が最後。

・エヴェラウドは直近4試合で6得点に直接関与している(5ゴール+1アシスト)。この間の決定率はオルンガと並ぶ50%(5/10、ブロックされたシュートは除く)。

・石井快征は現在3試合連続で得点に直接関与している(2ゴール+2アシスト)。同選手の関与数は、鳥栖が今季記録している全得点の80%を占める(4/5点)。


川崎フロンターレ – 大分トリニータ

・川崎は大分戦で現在の3連勝を含み、直近9試合でもわずか1敗(5勝3分)。唯一の敗戦は、2009年11月のアウェイ戦で喫したもの(0-1)。

・川崎はホームでの大分戦通算7試合で1度も負けていない(5勝2分)。本拠地で無敗を維持する中では、甲府(8試合)に次いで2番目に多く対戦している相手。

・川崎は現在、クラブ史上ベストとなる7連勝中。この間、複数失点を喫したのはわずか1試合のみ(1試合平均:0.9失点)。

・川崎は九州のクラブとの対戦で現在12試合連続無敗(8勝4分)。また、同対戦直近20試合でもわずか1敗しかしていない(13勝6分)。

・大分は現在、2013年8月~10月以来となる4試合連続複数失点での4連敗中。今節でも2失点以上で敗れると、クラブ史上ワースト2位タイの5試合連続となる。

・大分は今季、アウェイ戦4試合で既に3敗している(1勝)。今節でも敗れると、昨季を通して敵地で喫した敗戦数と並ぶ(5勝8分4敗)。

・大分は今季リーグで唯一、セットプレーからの得点がない。対する川崎は、同状況からの得点が今季リーグ最多タイ(8点:FC東京と並び)。

・三笘薫は現在、出場した2試合連続で得点に直接関与している(1得点、1アシスト)。この2試合では、2本のシュートをいずれも枠内に放っている。また、同選手は今季未だに先発出場をしていない。


横浜F・マリノス – 柏レイソル

・横浜FMは柏戦直近4試合でわずか1勝(1分2敗)。しかし、この1勝は前回対戦で挙げたもの(2018年9月:3-1)。

・横浜FMはホームでの柏戦で現在3試合連続無敗(2勝1分)。また、日産スタジアムでの今カードでは現在5試合連続無敗(2勝3分)。同スタジアムで敗れたのは、2012年11月が最後(1-2)。

・横浜FMは前節仙台戦で勝利を挙げた(1-0)。しかし、今季は未だに連勝を記録していない。また、2試合連続無失点を記録したのは2019年4月が最後。

・横浜FMはホーム戦直近9試合で7勝(2敗)。この間、勝利を挙げた7試合でいずれも3得点以上を記録している(1試合平均:2.8得点)。

・柏は現在、2017年4月~6月以来となる4連勝中(当時:8連勝)。また、アウェイ戦では現在2試合連続無失点に抑えている(2勝)。

・柏は前年度覇者との対戦で現在7試合連続無敗(3分4敗)。同対戦直近22試合でも2勝しか挙げていない(12分8敗)。

・横浜FMが今季敵陣PA内で放ったシュート比率はリーグトップの70%(84/120本)。しかし、同エリア内の決定率はリーグ14位の13.1%(11点/84本)。

・江坂任の今季決定機演出回数はリーグ3位タイの5回。同5回以上を記録している選手の中では、決定機演出回数に対するアシストの割合がリーグトップタイ(80%:4/5)。


ガンバ大阪 – 横浜FC

・G大阪対横浜FCの通算2試合では、G大阪が1勝1分と無敗。J2での今カードでは、2試合とも引き分けに終わっている(2013年シーズン)。

・G大阪は前節川崎戦で、6試合ぶりの敗戦を喫した(0-1)。しかし、連敗を記録したのは2019年4月が最後。

・G大阪は昇格クラブとの直近6試合でわずか1敗(4勝1分)。同対戦では、それ以前に5連敗を喫していた。

・横浜FCは現在、クラブ史上ワーストタイとなる4試合連続複数失点での4連敗中。また、現在はクラブ史上3度目の3試合連続無得点に終わっている。

・横浜FCの今季決定率は9.9%(7/71=リーグ11位)。しかし、枠内シュートの決定率はリーグ5位の38.9%(7/18)。

・横浜FCは今季、途中出場で起用された選手数がリーグ最多タイ(19名)。しかし、今季同状況の選手が得点に直接関与していないのは神戸(10名:リーグ最少)と横浜FCのみ。

・三浦弦太の今季クリア数はリーグトップの39回。ブロック(8、同4位タイ)、インターセプト(26、同2位)の3カテゴリーで上位4位以内に入っている唯一の選手。

・南雄太が今季遭遇した対戦クラブの決定機はリーグ最多の20回。同機会を15回以上記録しているGKの中ではリーグトップの決定機セーブ率を記録している(25%:5/20)。


ヴィッセル神戸 – ベガルタ仙台

・神戸対仙台の通算22試合では、神戸が9勝5分8敗とわずかに勝ち越している。神戸にとって仙台は、現在J1に在籍し、16試合以上対戦したチームの中で1試合平均失点が最も少ない相手(1.32失点)。

・神戸は仙台戦で現在の3連勝を含み、6試合連続無敗(5勝1分)。現在進行中の連続無敗としては、今季J1に所属する中で、大分戦と並びクラブベストを記録する相手。

・神戸はホームでの仙台戦で現在、4試合連続2得点以上を挙げて無敗(3勝1分)。本拠地での今カードではそれ以前の7試合で2勝しか挙げていなかった(2分3敗)。

・神戸は直近6試合でわずか1敗(3勝2分)。前節札幌戦で勝利を挙げたが、今季は未だに連勝を記録していない。

・仙台は現在、2019年3月以来となる3連敗中(当時4連敗)。今季それ以前の5試合では1敗しかしていなかった(1勝3分)。

・仙台はアウェイでの関西のクラブとの対戦で現在7試合連続未勝利(2分5敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、2017年9月のC大阪戦が最後(4-1)。

・イニエスタの今季ブロックされたシュート数はリーグ最多の13本。同項目がブロックを除いたシュート数(11)を上回っているのは、今季9本以上シュートを放っている選手の中では同選手だけ。

・吉野恭平は今季ブロック(10)と、インターセプト(20)のカテゴリーがともに二桁を記録している唯一の選手。ブロック数は、昨年までのJ1通算36試合で記録した数字(9)を今季出場7試合目で上回っていた。


サンフレッチェ広島 – 湘南ベルマーレ

・広島対湘南の通算28試合では、広島が16勝3分9敗と勝ち越している。広島にとって湘南は、現在J1に在籍しているチームの中で、最も1試合平均獲得勝ち点が多い相手(1.82)。

・広島は湘南との昨季前回対戦で、今カードでは1998年10月以来、14試合ぶりの敗戦を喫した(2019年11月:0-1)。同カードで連敗を喫したのは、1997年5月~1998年10月が最後(当時4連敗)。

・広島はホームでの湘南戦で現在7試合連続無敗(5勝2分)。この間、6試合で複数得点を挙げている(1試合平均:2.6得点)。

・広島はホーム戦で現在、2019年5月以来となる2連敗中(当時3連敗)。本拠地ではそれ以前に11試合連続無敗を記録していた(6勝5分)。

・湘南は今季開幕から8試合で6敗(1勝1分)。開幕から同期間での敗戦数としては、降格した1999年、2016年シーズンと並んでクラブ史上ワースト。

・湘南はアウェイ戦で現在、今季の3戦全敗を含み、9試合連続未勝利(3分6敗)。敵地での連続未勝利としては、2010年以降でクラブワースト2位。

・湘南が今季挙げた8得点のうち、直近7得点はすべて試合時間後半に記録されている。対する広島は、今季同時間帯に喫した失点数がリーグで2番目に少ない(3点)。

・石原直樹の今季枠内シュート率は85.7%(6/7)。また、今季3得点以上を記録している選手の中ではリーグトップタイの決定率(42.8%:3/7)。


セレッソ大阪 – FC東京

・C大阪はFC東京戦直近7試合でわずか1敗(5勝1分)。しかし、この1敗は昨季前回対戦で喫したものであり、今節でも敗れると今カードでは2001年以来の連敗となる。

・C大阪はホームでのFC東京戦で現在7試合連続無敗(5勝2分)。この間、1度も複数失点を喫していない(計3失点)。本拠地での今カードで敗れたのは2006年7月が最後(1-5)。

・C大阪は今季開幕から8試合で勝点17を獲得している(5勝2分1敗)。開幕から同期間での成績としてはクラブ史上ベスト。

・FC東京は現在3試合連続未勝利(2分1敗)。今節でも勝利を挙げられなければ、同一シーズン内では2018年9月以来の4戦勝利なしとなる(当時:8試合)。

・FC東京はアウェイでの大阪のクラブとの対戦で現在16試合連続未勝利(6分10敗)。同対戦で勝利を挙げたのは、2008年11月のG大阪戦が最後(3-1)。

・C大阪は先制点を挙げた試合数が今季リーグ最多であり、同状況の試合では全勝(5試合)。対するFC東京は今季、先制点を奪われた試合数がリーグで最も多い(6試合)。しかし、同状況から獲得した勝ち点は今季リーグ最多(8ポイント:2勝2分2敗)。

・C大阪は枠内シュート率が、今季リーグワーストの23.8%(25/105)。一方のFC東京は、枠内シュート決定率が今季リーグトップの45.2%(14/31)。

・坂元達裕は被ファウル数(22)及び、ファイナルサードでの被ファウル数(10)がいずれも今季リーグ最多。また、ドリブル成功数は今季リーグ最多タイの18回を記録している(成功率52.9%:18/34)。