J1清水エスパルスが記録ずくめの勝利を狙う。14日は静岡市内で約1時間の練習。15日のアウェー・ベガルタ仙台戦(ユアスタ、午後6時)に備えた。

現在クラブはJ1通算399勝、1299得点。2つの節目の記録に王手をかけている。DF立田悠悟(22)が「歴史あるチームの記録に立ち会える可能性があるのは、誇らしいこと」と話せば、ピーター・クラモフスキー監督(41)は「達成できれば、クラブの誇りになるだろう」と意気込んだ。

今季は開幕5連敗とつまずいたが、その後は4戦負けなし。右肩上がりに調子を上げている。立田は「ボールを握る時間が増え、戦うベースが出来上がってきた」と自信を深めている。リーグ戦に限ると敵地・仙台戦は5戦勝ちがないが、勢いそのままに13年以来となる白星を狙う。鬼門を突破し、クラブ史に残る勝利をつかむ。【古地真隆】