名古屋グランパスのFW山崎凌吾(27)が11日、13日の横浜FC戦(ニッパツ)に向けてオンライン取材に応じた。湘南ベルマーレから完全移籍した今季、ルヴァン杯では1得点したものの、J1リーグ戦では13試合で無得点が続く。

主に後半途中から出場する187センチの長身ストライカーは「僕自身限られた時間で、結果を出すことが求められている。試合展開によって与えられる役割も変わる。ポストプレーだったり、しっかりやっていきたい。ゴール前で相手の脅威になることを考え、まだ得点できていないので、練習から(同僚とやるべきことを)共有している」と、初ゴールへの執着心を明かした。

名古屋は前節9日に横浜Fマリノスを倒し、8勝3分け3敗で4位にいる。王者との試合を「みんなが横浜戦に懸けていたので、大きな試合になった。球際の部分だったり、戦術以外のものも上回っていた」と振り返り、次の横浜FC戦へは「今までやってきたサッカーを敵地でも出すのが大前提になる。連戦が続く中で先制点はカギになる。準備はいつでもしている」と意気込んだ。

同じく取材対応したブラジル人のFWガブリエル・シャビエル(27)は、横浜戦で今季3点目を決めており好調を維持。「個人としては数字にこだわらず、チームに貢献するだけ。数字が多ければいいが、満足したくはない」。2カ月後には第1子も誕生予定で、公私ともに充実している。