サガン鳥栖の攻守の要が、今季初の4連敗を悔いた。

この日も、前半12分にゴール前のクリアミスから、こぼれ球を拾われて先制点を献上。後半41分にも集中力散漫で、左クロスから頭で合わせられた。これで5試合連続の9失点。センターバックのDF原輝綺(22)は「これが僕たちの今の現状。経験の差というか、弱い部分が出てしまった」と嘆いた。

古巣戦だったFW金森健志(26)も連続完封負けを反省した。チャンスはあるものの、またしても最後の崩しが甘く「毎試合毎試合、最後に質の差が出ている。攻撃の選手としては追求していかないといけない。チャンスがあった中、決めきれるようにしていかないといけない」と険しかった。