来年9月に開幕する日本初のサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」への参入が15日に決まった新潟レディース(L)の山本英明代表取締役社長(47)と奥山達之取締役GM兼監督(44)が16日、デンカSで喜びの会見を行った。

15日正午前にWEリーグ岡島チェアから直々に「おめでとうございます。一緒に頑張っていきましょう」と参入決定の連絡が入った。山本社長は「うれしさと、ほっとひと安心すると同時に高いステージで新潟、日本の女子サッカーの憧れの存在になっていかなければいけないという強い使命感と重責を感じた」と参入決定報告の瞬間を振り返った。

新潟Lは02年創設され、Lリーグに参画。07年からなでしこ1部リーグに所属するが19年の歴史の中でも大きな変革期ともなる。ホームスタジアムや観客数5000人を目指す集客問題、チーム構成など開幕に向け課題はあるが「これからリーグと詳細を話し合っていきたい」(山本社長)。また、これまでクラブを支えたファン、サポーター、株主企業、スポンサー、自治体などへの感謝の気持ちを述べた。